電子機器組立技能士について

電子機器組立技能士は、家庭用電子機器や通信機器、工業計測器など電子回路を使用する電子機器の組み立てや修理に必要な技能を有する者を意味します。

都道府県職業能力開発協会(以下、開発協会)が実施する学科および実技試験に合格することで取得できる国家資格です。対象は、プリント基板に電子部品を取り付け、半田付けや配線などを行う作業です。

等級は、3級~1級と特級があり、3級~1級は初級・中級・上級レベルで、特級は管理者レベルとなります。受験資格は実務経験が、3級は6ヶ月以上、2級は2年以上、1級は7年以上、特級は1級合格後5年以上あることが条件となります。

試験は学科と実技があり、学科は電子機器と組立に関する知識および管理に関する技術が問われ、実技では電子機器組立試験やペーパーテストが行われます。

学科は1~3級が、電子機器・電子および電気・組立て法・材料・製図・安全衛生に関する問題が出され、特級は、工程管理・作業管理・品質管理・原価管理・安全衛生管理および環境保全・作業指導・設備管理・電子機器組立ての現場技術に関する問題が出題されます。実技は1~3級が、シャーシ・プリント基板・IC・トランジスタなどの部品を、指示に従って実装および配線し機器を組み立てる作業が、特級は、工程管理・作業管理・品質管理・原価管理・安全衛生管理・作業指導及び設備管理に関するペーパーテストが実施されます。

応募は、開発協会から申請書を取り寄せて、持参するか郵送します。試験は、実技試験が6月上旬~9月中旬と12月上旬~2月下旬、学科試験は7月下旬~9月上旬と1月下旬~2月上旬の年2回行われます。試験会場は開発協会が指定した場所となります。電子機器組立技能士資格は、国家資格のため認知度が高く、電子機器の生産現場でのスキルアップにつながる可能性があります。

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