電子機器開発の概要と流れ

電子機器は、電子工学の技術を応用した電気製品のことを言い、パーソナルコンピューターや通信機器のように情報をデジタル処理する機器や、テレビのように映像・音声を電気的にアナログ処理する機器などがあります。

この電子機器開発では、まず企画を行います。

仕様やスケジュールを決め、設計を行います。

筐体や電気部品を保持するための機械設計、使用する電子素子や基板の回路設計などの電気設計、装置を動かすためのソフトウェア開発に分かれます。

通常は構造を粗く設計する構想設計を行い、そこで、品質保証課や生産技術課を含めた装置にかかわる人にレビューを行い、合格がでたら、各部品の細かい形状まで設計する詳細設計を行います。

この段階で、装置の原価を検討し、原価が入らない場合は、コストダウン検討が必要になります。電気基板のコストダウンはなかなか難しく、筐体などの機械部品でコストダウンを行うことが多いです。こ

の設計およびレビューが電子機器開発を予定通りに完了できるかを決めることが多いです。

ここで仕様がもれていたり、設計が仕様に不一致していると電子機器開発はのびてしまいます。

設計が終わると、試作を製作し、組立、評価を行います。特に、電子機器の場合は、性能だけではなく、電磁波を受けたりだしたりするEMC試験が重要になります。ここで発生した問題点を設計にフィードバックし、再度、試作評価を行い、問題がなければ、新製品審査を行い合格すれば開発となり、量産の準備に入ります。

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