通信における制御盤について

制御盤とは、一般的には、種々の機械や設備を電気的にコントロールするため、さまざまな制御機器や部品を一つの盤に納めたものを指します。

電気制御する相手によって多種多様な制御盤が作製されています。通信分野における一例として、警報盤が挙げられます。警報盤は、ビルなどで何か異常を生じた際に、チェック項目毎に専用のセンサーが感知して警報を発生させる通信網があり、これを統一的に制御する制御盤です。以下に例を示しますが、使用用途にともない各種の警報を設定することができます。

温度、湿度、照度、煙、火災、不審者侵入、水位など個々のセンサーはあらかじめ正常範囲が設定されており、これを逸脱すると電気信号を警報盤に送ります(入力信号)。警報盤ではこの入力信号を受けて、音、光、パソコンへの信号などを発するよう警報の電気信号を外部機器に送ります(出力信号)。係員や警備員がセンサーのある場所まで急行し、問題に対応した際には、入力信号を解除する手続きを行います。これが警報盤に届いて警報解除の信号を外部機器に送り、警報を解除することができます。

IT分野においても警報盤は多く利用されています。光ファイバケーブルなどを用いた情報通信ネットワークが正常に機能するように、伝送路設備や電気通信回線の動作状況を常時監視しており、異常が生じた場合には警報を発する制御盤が存在します。デジタル信号を伝送するため、一連の多重化されたデジタル信号の中に異常を識別するためのフレーム信号が挿入されており、これの伝送路上の前後で不一致や符号の誤りを調べることで、異常を知ることができます。

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